『万能テント』さえあればキャンプが何倍にも楽しく、便利になります。
ドラえもんのキャンプ
ドラえもん抜きでキャンプにいった野比家ですが、いろいろな不満点が残るキャンプでした。
ドラえもんは『万能テント』を使えばもっと楽しいキャンプになると主張し、しずかちゃんを誘って山に向かいます。
ドラえもん自慢のテント 藤子F不二雄大全集ドラえもん10巻「万能テントですてきなキャンプ」P226：小学館
最新鋭のテントに大満足の一行でしたが、自動的に山のゴミ収集をしてしまったことが原因で大変な結末を迎えるのです。
便利機能がいっぱいのテント
『万能テント』は未来世界で最新鋭のテントです。
これさえあれば他には何もいらないと言われるほど多機能なことで人気らしく、ドラえもんも大きな自信を持つテントのようです。
テントの機能の一部を紹介します。
広い室内
見た目は小さいテントなのに、中は20畳ほどの広さがあります。
昇降機能
テントから足が伸び、高い位置に移動できます。
出前スタンド
好きな料理が何でも出てきます。ただし料金は後精算なので注文のしすぎには注意です。
ゴミ収集機能
テント付近のゴミを自動的に回収します。
お風呂
広々とした浴槽が使えます。
遊び道具
ポンポン跳ねるボールや飛行道具があります。
ゴミ収集機能の危険性
『万能テント』のゴミ収集機能はあまりつかわないほうがいいかもしれません。
うっかり電源を切り忘れると延々とゴミを集め続け、テント周辺だけでなく山全体のゴミを集めるようになってしまいます。
逆に考えるとこれだけ山にゴミが捨てられていたのだ 藤子F不二雄大全集ドラえもん10巻「万能テントですてきなキャンプ」P232：小学館
集めたゴミは自動的に家に転送される仕組みなので、のび太の部屋が大変なことになってしまったのです。
食材のお金は自前ですし、ゴミは自分で処理しますし、そいいう点はしっかり現実的なひみつ道具ですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます
