無機物に生命を与える『生命のねじ』を紹介します。
ねじ巻き都市の発展へ
のび太が福引で偶然当てた無人星を改造し、『生命のねじ』で生命を持った人形などを中心としてねじ巻き都市をつくることを決めました。
大長編のび太のねじ巻き都市冒険記P14:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
街をつくったり星の探検をしたり楽しい時間を過ごしていたのですが、そこに強盗が紛れ込んできたからさぁ大変!
ドラえもんとおもちゃたちは協力して星を守ることにしたのです。
命を与える不思議なねじ
『生命のねじ』は無機物に取り付けてねじを回すことにより生命を与えます。
無機物は意思を持って動き出し、まるで人間のように知性を持ち、生活し始めるのです。
対象物は何でも
『生命のねじ』を使って動き出すものに制限はありません。
- 人形
- 銅像
- 選挙ポスター
- 四次元ポケット、など
本来は物としてそこにあるだけのものが動き始めるのです。
理屈は全く不明ですが、これがひみつ道具の為せる技なのです。
大長編のび太のねじ巻き都市冒険記P46:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
使う時は慎重に
問題は『生命のねじ』で動き始めた生き物の寿命がどれぐらいなのかということ。
ねじを巻く行為から想像するに、いつかは動力が切れてしまう=ただの無機物に戻ってしまうと思われますが、明確に期限は紹介されていません。
彼らにしてみれば自分たちの寿命なわけで、すでに意思を持って動き出した状態で先の寿命が見えてしまうのはどう感じるでしょうか。
自活できるようになればまだマシですが、むやみに数を増やしすぎてしまい、世話もせず無責任に放置するようなことだけは避けたいですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます