癖というものは無意識に出てしまうものなので、自分で気を付けない限り、直すのはなかなか難しいですね。

でもあまりにも悪い癖は直した方がいいでしょう。

今回はそんな癖を治すのに一役買ってくれる『くせなおしガス』というひみつ道具を紹介します。

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のび太たちの癖をなおせ

のび太一家にはみんな悪い癖があります(この話において)。

  • のび太:鼻をほじる
  • パパ:貧乏ゆすり
  • ママ:唇をぺろりとなめる

のび太は自分の癖だけを指摘され、それをなおすよう言われたものだから面白くありません。

パパとママの癖

人は自分の癖を認めたがらない

ドラえもん7巻「くせなおしガス」P111:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

パパとママにそれぞれの癖を指摘するのですが、2人も自分たちの癖を棚に上げてのび太だけが怒られてしまったのです。

のび太は「それを何とか気付かせたい!」と怒りが収まりません。

じゃあ気付かせようと、ドラえもんが出したのが『くせなおしガス』。

これを吸うと自分の癖が目立つようになるといいます。

癖を強調するくせなおしガスの効果

人に自分の癖を気づかせるためには、その行動を大げさに本人にわからせる必要があります。

パパとママのいる部屋にそっとくせなおしガスを散布するドラえもん。

じーっと様子を覗いていたドラえもんとのび太ですが、退屈になったのび太の悪い癖「鼻ほじり」をしてしまい、顔の大きさほどの鼻くそが出てきたでありませんか!

のび太の鼻くそ

常識的にはありえないサイズ

ドラえもん7巻「くせなおしガス」P113:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

そのすさまじい鼻くその量にくせなおしガスの効果を確信した2人でした。

その後、パパとママの癖が出て、

  • パパの貧乏ゆすり→家全体が揺れ始めた
  • ママの唇なめ→お客さんの顔までなめた

という具合に、癖を強調した結果になりました。

全編通してドタバタした初期の雰囲気に近いお話ですね。

強烈な印象を残すくせなおしガス

悪いくせを治すというごくありふれたテーマなのに、ここまで狂った話を描けるのはある意味凄いと思います。

このガスは癖を大げさに出すことで自分の癖に気付き直すのが目的です。

ガス自体が癖を治してくれるというものではありません。

逆にここまでされても必ず治るとは言い切れないのもこの道具の特徴です。

しかし、今回随一のインパクトを放っているのはのび太の鼻くそです。

ここまで大きな驚きがあれば、さすがののび太も一発で悪い癖を治すのではないかと思うほどの衝撃でした。

自分では癖に気づかない

無意識のうちにとっている行動だと自分では気づかないもの。

他人に指摘されてやっと認識する程度です。

くせなおしガスのように、事象を大きく極端に表現することで、自分の気付き力に関係なく、否応なしに自覚するような、ある意味スパルタ的な対策をしないと、悪い癖は治らないものです。

他人に指摘されるとムッとしてしまう癖でも、自分で気づけば誰も傷つけること無く丸く収めることができますね。

未来でも現代でも、人それぞれに癖はあります。

人が生活していく以上さけることはできないと思われるので、くせなおしガスはある意味生涯にわたって使われ続ける道具といえるでしょう。

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