『スベールガス』を使うと摩擦抵抗を限りなくゼロにし、どんなものでもスイスイ滑る仕様にしてくれます。
滑って遊ぼう
自宅の戸の立て付けが悪くなり、ドラえもんが『スベールガス』でいとも簡単に直してしまいました。
少しの力でスイスイと開く雨戸 ドラえもんカラー4巻「スベールガス」P45：小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
それを見たのび太は、自分の足や空き箱にガスをかけてスイスイ滑る遊びを思いつきました。
ジャイアンたちも一緒に遊ぼうとしますが、足がつるつる滑ってしまい、坂道を登ることができなくなってしまったのでした。
ツルツル滑るガス
『スベールガス』を吹きかけると摩擦抵抗が限りなくゼロに近づき、接地面の摩擦が無くなり、スイスイ滑るようになります。
車でも箱でも足でも対象物は多岐にわたり、重たいものも人力で動かせるようになります。
ぶつからないと止まれない
自分の足や物に『スベールガス』を吹きかけて動かすと、基本的に何かにぶつかってようやく動きが止まります。
摩擦がほぼない ドラえもんカラー4巻「スベールガス」P46：小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
摩擦がないということはブレーキをかけても全く意味がないわけなので、交通量の多い場所や人が密集する場所で絶対に使ってはいけないガスなのです。
持続時間は短時間
幸か不幸か、『スベールガス』の持続時間はかなり短いようです。
のび太とドラえもんは自分たちの足にガスを吹きかけてスケートのような遊びを堪能し、その後しずかちゃんを誘って裏山の坂道を登ります。
ちょっとの坂道が登れないようだ ドラえもんカラー4巻「スベールガス」P49：小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
もしこの時ガスの効果が残っていれば坂道でツルツル滑ってしまっているはずですが、その様子は一切見られません。
この間、時間になおしておそらく20分〜30分程度でしょうか。
『スベールガス』の持続時間は意外と短いことがわかります。
このひみつ道具はこの巻で読めます
