『テレビから出てくるドア』を使うと、テレビに写った人物や物を現実世界に取り出すことができます。
テレビの中からこんにちは
ある日、テレビを見ていたのび太は出演者のかわいい女の子と友達になりたいと思いました。
そこでドラえもんから『テレビから出てくるドア』を借り、その女の子にテレビの中から出てきてもらい、友達になったのでした。
藤子F不二雄大全集ドラえもん18巻「テレビからお客さま」P141:小学館
食べ物やおもちゃもテレビから取り出していたところ、恐ろしい怪獣まで出してしまうのび太。
『扇風機』で強制的にテレビの中に送り返したまではよかったものの、のび太までテレビの中に入り込んでしまったのでした。
テレビの中のものをとりだします
CMや番組でテレビの映像は次々と変わります。
その中に欲しいものや会いたい人が写ったとき、『テレビから出てくるドア』を取り付けておけばそれらを取り出すことができます。
本人なのか、コピーなのか?
例えばテレビの中からAさんという人が出てきた場合、それと同じタイミングでAさんは別の場所で本人が存在しているのでしょうか?
それともAさんのコピー(ドッペルゲンガー)なのでしょうか。
これはおそらくコピーなのでは、と思われます。
本人だとすれば、この世の中のどこかにいる本人がその瞬間に消えて目の前に存在することになるので、それだとなかなか難しそうな気がします。
すでに亡くなった人や過去の偉人の例を考えても理屈がおかしくなりますよね。
似たひみつ道具
これと似た効果を持つ『テレビとりもち』がコミック26巻に登場しています。
関連ひみつ道具
テレビに写ったものをとりもちにくっつけて画面から引っ張り出すやり方ですが、『テレビから出てくるドア』に似たところがありますね。
このひみつ道具はこの巻で読めます