自分の分身を作り、複数の作業を同時にすすめることができる『分身ハンマー』の紹介です。
忙しい人にはピッタリですね。
のび太の分身、登場
宿題をとるか、しずかちゃんを取るか。
究極(?)の選択で悩むのび太を助けるためにドラえもんは『分身ハンマー』を取り出します。
やるべきことがたくさんあるときにこのハンマーを使うと自分が分身し、複数の作業を同時にすすめることができるのです。
ドラえもん27巻「分身ハンマー」P40:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
途中で野球にも誘われたのでさらに分身を作り、合計3人ののび太が登場します。
やりたい気持ちの強さに応じて分身の色味が変わるので、本人の気持ちがわかりやすく反映されるのが特徴です。
ドラえもん27巻「分身ハンマー」P40:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
忙しい現代人にピッタリ
あれもやりたい、これもやりたい。
現代はエンターテイメントにあふれて魅力的なものがたくさんあります。
そんな時に『分身ハンマー』が大活躍です。
一度にたくさんのことを同時にこなすことができるので、仕事に追われる忙しい人にもピッタリですね。
気持ちが如実に反映される
『分身ハンマー』で作った自分の分身は、その作業をやりたい気持ちの強さに応じて色が変わります。
やりたい気持ちが弱いほど色が薄くなるので、周りからみたら一目瞭然。
ただし、どれだけやりたい気持ちが低くても分身はしっかり役割を果たしますので、途中で投げ出さない強い意思も感じられますね。
のび太の伝説の1人じゃんけん
宿題をするか、しずかちゃんと遊ぶか。
選択を迫られていたのび太は1人でじゃんけんをし、勝ったほうの選択を取ろうとしています。
ドラえもん27巻「分身ハンマー」P39:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
常識で考えればどちらの手も自分の意思で動かしているので公平な勝負とはいえません。
それでも健気にじゃんけんに取り組むのび太の姿を見ていると、なんだか自然と応援したくなる気持ちになるから不思議です。
1人じゃんけんはのび太のパパが若い頃に人生の岐路に立った時にも登場しました。
やはり血は争えないのですね。