いますぐあの人に手紙を届けたい!
そんな時は『超速達切手』がおすすめです。
模範の手紙をしずかちゃんへ
のび太が『もはん手紙ペン』を使って書いた手紙は、読んだ人を感動の渦に引き込みます。
しずかちゃんに宛てた手紙は涙なしでは読むことができないほど完成度が高く、一刻も早くしずかちゃんに読んでほしいのび太は『超速達切手』を使います。
ドラえもん23巻「もはん手紙ペン」P19:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
この切手を使うと郵便局員の人がその場で回収し、人力ですぐに届けてくれる効果があり、瞬く間にしずかちゃんの元に手紙が届けられたのでした。
しかし結果は手紙の内容とのび太の会話のレベルにギャップがありすぎることが原因となり、その溝を埋めるべくのび太が四苦八苦することになるのでした。
郵便局員も楽じゃない
突如呼び出されて足を使って手紙を届ける郵便局員があまりにも不憫でなりません。
『超速達切手』を使われると自分の都合など完全に無視され、奴隷のごとく手紙を届けなければけないのです。
ドラえもん23巻「もはん手紙ペン」P20:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
いや、ひょっとするとあれは郵便局員型のロボットなのかもしれません。
だからタイミングよく出現し、あっという間に手紙を届けることができるのかも・・・?
遠方だとさらに苦労が膨らむ
のび太の場合は宛先がしずかちゃんだったので助かりましたが、これが例えば北海道のおばさん宛ての手紙だとどうなるのでしょうか?
さすがに生身の人間が東京から北海道まで徒歩でいくのは無理なので、『超速達切手』の特殊効果で時空を超えて郵便局員が移動するかもしれません。
そもそも速達可能範囲が定められていて、それを越える宛先の場合は機能しないようにブロック機能があるのかもしれません。
スマホよりも手紙
今の時代、LINEやInstagramなどでメッセージを気軽に送ることができますが、そんな時代だからこそアナログの手紙の良さが見直されているのでしょう。
無機質なスマホの画面よりも心のこもった紙とインクのほうが想いが伝わることもあるかもしれません。
たまには『超速達切手』のことを思い出し、友人や恋人に手紙を送ってみてもいいですね。
もちろんその時は郵便局員の人には最大限の感謝を忘れずに。