ネット通販はとても便利ですが、未来の世界ではさらに便利に進化しているようです。

いつの時代からでもすぐ注文が可能で、商品は魅力的なものばかり!

今回はそんな『未来のカタログ』というひみつ道具を紹介します。

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未来のカタログ

スネ夫が買ってもらった自転車を自慢しているのを見たのび太は自分も欲しくなります。

スネ夫の自慢からスタートする話は、ドラえもんの中でも定番中の定番ですね。

部屋に戻るといつもいるドラえもんがおらず、机の上には見慣れない本が置いてありました。

その表紙には「2087年度版カタログ」と書かれています。

さすが未来のカタログです。珍しいものがズラリと並んでいます。

その中で「未来の自転車」が載っているのを発見します。

カタログの謳い文句には最高時速200キロと書かれており、カタログを見ながらのび太はつい「こんなの欲しいなあ・・・」とつぶやきます。

するとカタログから自転車が飛び出してきたではありませんか!

突然出現する未来の自転車

自転車が突然あらわれたら誰でも驚く

ドラえもん7巻「未来からの買い物」P89:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

欲しいものが何でも出てくる夢のカタログ?

欲しいといったら勝手に出てきてくれる!と認識したのび太は、早速パパには未来のゴルフクラブ、ママには未来のドレスを「いつもお世話になっているお礼」としてプレゼントします。

真っ先に親にプレゼントするなんて、のび太の心優しい面がよく現れていますね。

カタログで届いた未来の自転車で外に乗り出し、ジャイアンたちにこのカタログの事を話して色んなものプレゼントする大盤振る舞い。

欲しいものは出てくるわ、友だちはみんな喜ぶわ、みんなハッピー!

・・・なんて話がうますぎます。

用事から帰ってきたドラえもんは、この様子を見て激怒します。

のび太に激怒するドラえもん

怒りすぎてポケットが消えているドラえもん

ドラえもん7巻「未来からの買い物」P92:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

なんとこのカタログ、買ったら後からお金を払うシステムだったのです。

現代の価値になおすと500万円以上の買い物をしてしまったのび太は青ざめます。

返品もきかず、もし代金を払えないと詐欺罪で捕まるというではありませんか・・・。

本当は怖い未来のカタログ

今回登場した未来のカタログは、仕様としてかなりえげつないシステムとなっています。

欲しいと口にしただけで勝手に商品が送られてきて、しかも返品にも応じないというのは商売の仕方としてはかなり乱暴です。

現在だと消費者センターに駆け込めば確実にクーリングオフの対象でしょう。

あと、カタログに書かれている2087年というと、まだ21世紀です。

ドラえもんが誕生したのは2112年9月3日(22世紀)のことなので、ドラえもんがどうして敢えて古い時代のカタログを所持していたのかは疑問が残ります。

未来の会社の優秀な判断

この話のオチは、のび太が購入した未来の自転車には重大な欠陥が見つかったため、カタログで購入した代金はすべてタダにする代わり、欠陥のことは言いふらさないでくれというものでした。

未来の営業マン

未来人も現代人となんら見た目は変わらない

ドラえもん7巻「未来からの買い物」P95:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

会社にとっては500万円ぽっちの売上よりも、悪評が広まることによるその後の影響を恐れた結果です。

自転車だけでなく、一緒に購入したその他の商品も無料にするところなんかは、この会社の太っ腹な面が見えますね。

未来のカタログは時間を過去・現在・未来の時間を越えて注文することが可能です。

つまりこの会社は相当の売上規模を誇る会社だということが推測されますね。

健全な営業判断といえるでしょう。

未来の世界の物流はどうなっているのか?

「欲しい」と口にするだけで、目の前に商品が出現する未来の世界。

現代では配達員の人手不足が大きな問題になっていますが、未来では物流という言葉すら消滅しているかもしれませんね。

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