守りとおしたい秘密を書いて『ヒミツゲンシュ犬』に食べさせると、誰もその秘密をバラすことができなくなる効果があります。
のび太の救世主
テストで連続で0点を取ってしまったのび太。
スネ夫がいじわるでのび太のママにバラそうとしたり、はずみで壊してしまった万年筆のペン先など、のび太には守りたい秘密がたくさんあります。
ドラえもんから『ヒミツゲンシュ犬』を借り、隠したい秘密を書いて食べさせるとあらゆる状況がうまいこと働いて秘密から遠ざけてくれるのですが、やりすぎは注意です。
ドラえもんプラス1巻「ヒミツゲンシュ犬」P63:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
秘密は秘密のままで
『ヒミツゲンシュ犬』に秘密を預けることで、誰かがそれをバラそうとしてもあらゆる状況がそれを阻止します。
このひみつ道具が動いている限り、何があっても秘密は秘密のまま保持されるのです。
一度に大量に食べさせないこと
優秀な『ヒミツゲンシュ犬』ですが、一度に大量の秘密を食べさせるとパンクし、それまでの秘密が一斉にバレてしまうので注意が必要です。
この点は『腹話ロボット』と同じです。どんな状況でも上手に言いくるめることができる効果がありますが、ロボットのスイッチを切った瞬間に全ての嘘がバレてしまうのです。
関連ひみつ道具
犬がパンクしてしまう様子も『ポータブル国会』を思い出させますね。
無茶な法案を通しすぎると最終的に爆発してしまう効果がありました。
関連ひみつ道具
無茶しなければ使い勝手のいいひみつ道具
のび太のように無茶苦茶な使い方をせず、2つ〜3つ程度の秘密を預けておくだけならかなり優秀なひみつ道具といえるでしょう。
あなたの秘密はずーっと秘密のまま保っていられるわけですから、悩みのタネが消えることと同じ。
一種の精神安定剤としても利用できそうですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます