『カッコータマゴ』を使うと他の親の子どもになることができます。
地獄のママから脱走せよ
のび太のママはいつも厳しくて怖いことで有名です(のび太談)。
そんな時、未来デパートから誤発送で『カッコータマゴ』がドラえもんの元に送られてきます。
ドラえもん27巻「カッコータマゴ」P32:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
このタマゴを身に着けている間は他の親の子どもになることができる効果があり、のび太は意を決してスネ夫の家の子どもになることを決心。
快適な暮らしを満喫しているとひょんなことからドラえもんが『カッコータマゴ』を飲み込んでしまう事態になり、スネ夫に代わりに塾に行くことになってしまったのでした。
ドラえもん27巻「カッコータマゴ」P37:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
色々な家庭を体験したい人向け
もう両親の顔なんてみたくない!すぐ家を出たい!と考える人にとって『カッコータマゴ』はとてもおすすめです。
タマゴを身に着けていさえすれば誰の家の子どもにもなれるため、たくさんの家の生活を体験することができるのです。
本当の子どもは他人になる
のび太がスネ夫の家の子どもになっている間、本物のスネ夫が自宅に帰っても「スネ夫はもう家にいます」とママが反応しました。
ドラえもん27巻「カッコータマゴ」P35:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
このことから、本当の子ども(ここではスネ夫)は全く他人として認識されることがわかります。
本人からすれば寝耳に水の出来事ですね。
やどり木との違い
コミック31巻に登場する『やどり木』を使うと他人の家の家族になることができます。
『カッコータマゴ』は子どもとして認識されることに対し、『やどり木』は家族の一員として見られるという違いがあります。
生活に困ることはない
『カッコータマゴ』を持っていれば無賃旅行も可能です。
家から家を渡り歩き、誰かの家の子どもになればいいのですから。
しかしすでに本物の子どもが家にいると話がややこしくなってしまうため、すでに成人して家を出た家庭だということが条件になりますね。