『ききがきタイプライターとマイク』があれば音声入力で手紙を書くことができますよ。
マイクを探して三千里
おじさんからもらった目覚まし時計のお礼の手紙を書くのに苦労するのび太。
そんな時は『ききがきタイプライターとマイク』を使うと、しゃべったことがそのまま手紙にタイプされるのです。
ドラえもん35巻「ききがきタイプライター」P15:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
マイクを見せびらかしたいのび太でしたが、外出中にマイクを紛失してしまい、それを探すことに時間を取られます。
最終的には手紙を出していないことをママが気付いてしまい、あたふた慌てるのび太なのでした。
音声入力ですでに実現済み
喋った言葉が文章として表示される、つまり現代でいうところの音声入力と同じことを『ききがきタイプライターとマイク』はやっているわけです。
マイクが独立しているので離れた場所の人の声を書き出すという意味では画期的かもしれませんが、そこまで珍しいものでもありません。
感情表現が豊か
声の大きさや感情に合わせ、タイプライターから出力される文字の表現が変化します。
見た目の印象でも相手に気持ちが伝わるおもしろい特徴がありますね。
騒音に注意
『ききがきタイプライターとマイク』はかなりデリケートなため、マイクでしゃべっている時に周囲に雑音があるとすべて文字に変換されてしまいます。
ドラえもん35巻「ききがきタイプライター」P19:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
車の音や動物の鳴き声なども拾うため、『ききがきタイプライターとマイク』が活躍できるのは無音室のように設備が整った場所でしょう。
マイクの集音性能を調整できる機能が備わっていれば便利なのですが、そこまで詳しく解説されていません。
このひみつ道具はこの巻で読めます