空に浮かぶ雲を一箇所に集めることができる『雲よせ機』。
雲の位置を自由に変え、暑さをしのぐ時などに使えますね。
雲のプールを作ろう
自分だけのプールが欲しい!
そんなのび太の願いを叶えるため、ドラえもんは『うき水ガス』を使って雲を水に変え、空に浮かぶプールを作ってしまいました。
ジャイアンとスネ夫が『水切りのこぎり』でせっかくのプールのほとんどを持っていってしまったため、ドラえもんは『雲よせ機』で周辺の雲を吸い集めます。
ドラえもん14巻「雲の中のプール」P154:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
集まった雲をガスで固め、今まで以上に広大なプールを作ってしまったのでした。
ドラえもん14巻「雲の中のプール」P155:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
地上の邪魔になる可能性あり
雲よせ機で雲を一箇所に集めてしまうと、地上から見ると一つの巨大な雲が日光を遮ってしまうことになります。
雲なのでいずれ風に流されて移動するとは思いますが、そんなに大きな雲だとどこにいっても邪魔者扱いされてしまいますよね。
夏に効果的
『雲よせ機』は年中使うことができますが、特に夏場にその効果を発揮すると予想されます。
日よけに
暑い夏。
外で草むしりや野球をする時に『雲よせ機』を使って周辺の雲を集め、日陰を作れば涼しく過ごすことができますね。
大雨対策に
積乱雲(入道雲)があると局地的な大雨になります。
最近ではゲリラ豪雨が有名ですが、雨は雲がなければ降ることもありませんので、ちょっと怪しそうな雲だなと思ったら『雲よせ機』を使って雲を移動させればいいのです。
巨大な雲よせ機を作り、気圧の移動などを見ながら雲の位置を調整すれば、ゲリラ豪雨による集中的な雨も防止することができそうですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます