色々な種類のマンガエピソードの原作アイディアが掲載されている『マンガ原作集』。
これさえあれば作品のネタに困ることはないでしょう。
のび太たちのマンガ雑誌、誕生!
みんなで作品を持ち寄ってマンガ雑誌を作ることになったのび太たち一行。
次々とマンガが仕上がる中、のび太だけ全くペンが進みません。
『念画紙』『カンヅメカン』とともにのび太の手助けとなったのが『マンガ原作集』です。
ドラえもん25巻「カンヅメカンでまんがを」P93:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
これさえあればマンガのアイディアがポンポン浮かび、『念画紙』の効果もプラスされてさくさく原稿が進むのです。
なんとか締め切りに間に合わせることができたのび太なのでした。
様々なシリーズがある
今回登場したのはSF編の『マンガ原作集』です。
シリーズ化されているようで、他にもアクション編やお笑い編などにわかれていると想像できます。
それって丸パクリ?
『マンガ原作集』は登場人物の顔が白抜きされているだけで、他は一般的なマンガと大して変わりがありません。
そこに任意の人の顔を当てはめるだけで作品が完成するということは、場合によっては原作を丸パクリしていると言われても仕方ないのです。
つまり『マンガ原作集』は経験の少ないクリエイター向けのひみつ道具ということができ、プロは参考程度に眺めるのが妥当だろうと思われます。
のび太の頭なら原作集を超えるのではないか?
マンガのネタが浮かばずに困っているのび太でしたが、のび太には豊かな想像力と空想力があることを忘れてはいけません。
『実感帽』では空想のラジコンで遊んでいただけでなく、ひみつ道具を使ったお金儲けはポンポンアイディアが生まれています。
関連ひみつ道具
そんなのび太の柔軟なイメージ力を駆使すれば、きっと『マンガ原作集』を超える作品を生み出すこともわけないでしょう。
このひみつ道具はこの巻で読めます