命中した相手に指示した内容を命令することができる『命れいじゅう』を紹介します。
草むしりは先生の仕事
いつまでたっても宿題をしないのび太にドラえもんは『命れいじゅう』を向け、無理やり机の前に座らせることに成功します。
ドラえもんプラス2巻「命れいじゅう」P82:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
調子に乗ったのび太はママやしずかちゃんに『命れいじゅう』を使って遊ぶのですが、庭の草むしりをさせようとジャイアンとスネ夫をターゲットに絞ります。
ところが2人が転んだことで狙いが外れ、たまたま通りかかった学校の先生に流れ弾がヒット!
先生がのび太の家で草むしりする珍しい光景になったのでした。
ドラえもんプラス2巻「命れいじゅう」P88:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
相手をコントロールします
紙に指令内容を書いて弾にこめ、ターゲットを撃つと相手の行動をその通りに支配することができます。
紙に書く行為で時間がかかってしまうのが難点ですが、あらかじめ命令を書いた紙を何枚か持っておくといいかもしれませんね。
意識はハッキリしている
『命れいじゅう』で行動を支配されている間、ママや学校の先生はどうして自分がこんなことをしなくてはいけないのか?と意識がハッキリしていました。
ドラえもんプラス2巻「命れいじゅう」P88:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
一方、のび太やしずかちゃん、ジャイアンとスネ夫はある程度無意識のうちに行動しているようにも見られます。
ある程度常識のある大人と子どもの違いでしょうか、ターゲットによっては冷静に自分の行動を客観視できる人もいるようです。
『命れいじゅう』で行動を支配されている間はいいものの、効果が切れたあと何が起こるかを考えるとちょっと怖いかもしれませんね。
このひみつ道具はこの巻で読めます