水に写った映像を何度でも繰り返し再生することができる『水ビデオ』。
ただ、違法行為を助長する使い方はおすすめできません。
水は続くよどこまでも
水は一般的に水蒸気が雨となり、川に流れて海に出ます。
色々な場所を巡って飲み水など姿を変えますが、『水ビデオ』はそんな水が見てきた景色を映像として映し出すことができます。
ドラえもん26巻「水はみていた」P124:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ドラえもんは映画館に吊るしておいた水入りビンで映画をタダ見しようとしていましたが、これは本当はダメですね。
ひょんなことから水に映った兄弟の関係を知ったドラえもんとのび太は、彼らのためにひと肌脱いで貢献することができたのでした。
堂々と違法コピーするドラえもん
今では社会問題になっているコンテンツの違法コピーですが、ドラえもん連載時はそれほどタブー視されていませんでした。
堂々とコピーを正当化するドラえもんのやり方は、今の世界では通用しませんね。
ドラえもん26巻「水はみていた」P124:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ズラリと並んだ映画コレクションですが、ドラえもんは一体いつまでこれを持っていたのでしょうか?
プライバシー完全無視
水は至るところに存在します。
全く気にかけていない水たまりや雨粒があなたのプライバシーを記録しているのです。
『水ビデオ』は非常に独創的なひみつ道具ですが、自分のプライバシーも誰かに侵害される可能性を考えると、積極的におすすめできるとは言えません。
エッチな人が使うと女性のスカートの中を覗くなど悪用される可能性もあります。
海水を採取すると大冒険?
世界の海はつながっているので、近くの浜辺で海水を採取すると全世界、さらには深海の様子まで見える可能性があります。
そうするとどんな映画よりドキュメンタリーよりも面白い生の情報が目の前に広がることに!
人間が足を踏み入れたことがない未知の世界を知れる大きなチャンスになるでしょう。