『もはん手紙ペン』を使って手紙を書くと、誰が読んでも感動するような心のこもった文章を書くことができます。
文筆家のび太誕生!
百科事典をもらったお礼の手紙がどうしても書けないのび太を見かねたドラえもんは『もはん手紙ペン』を出します。
書き手の年齢や宛先対象を細かく設定すると、それにふさわしい内容の手紙を自動的に書いてくれるのです。
ドラえもん23巻「もはん手紙ペン」P18:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
だんだん面白くなってきたのび太はしずかちゃんに手紙を出します。
ところが手紙の内容が素晴らしすぎて、のび太としずかちゃんが会話する内容とギャップが生じてしまうのです。
やけくそになったのび太は言葉を発する代わりに延々と手紙を書き続け、手紙でしずかちゃんと会話をするという回避策を取るのです。
ドラえもん23巻「もはん手紙ペン」P23:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
果たして一体どういう終わりを迎えるのでしょうか?
のび太のペンは言葉よりも強し
『もはん手紙ペン』さえ使えば誰でも立派な文豪になれます。
読む人を感動の渦に巻き込み、時には争いすら解決してしまうかもしれません。
まぁこれは別にのび太が書いたからというわけではなく、『もはん手紙ペン』の効果なのですが・・・。
優秀なシナリオライター
言葉は発さずともシナリオを書くことができれば卓越したシナリオライターの道を目指すことも可能です。
おそらく全世界で絶賛されるストーリーが完成するはずです。
しかし有名になった時にインタビューを受けるのは避けたほうがいいかもしれません。
中身と書くもののギャップがバレてしまうと大変ですから。
ジャンルを変えられたら最高!
人を感動させる内容以外の手紙を書けるかどうかは不明ですが、例えば『爆笑する手紙』『怒らせる手紙』『勇気づける手紙』など目的別に書き分けることができるといいですね。
ドラえもん23巻「もはん手紙ペン」P18:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
相手を自由にコントロールするための手紙として使えば、会話をしない限りあなたは最強になれるかもしれないのです。
現代の科学技術でもAIを駆使すれば文章を作ることができるかもしれませんね。
『もはん手紙ペン』の実現は案外近いのかもしれません。