壁に吹き付けると日光とまったく同じ光を出すようになる『日光ゴケ』を紹介します。
のび太の洞窟
地面の中の空洞を見つけ、自分だけの居場所として理想環境をつくることにしたドラえもんとのび太。
暗い地下を明るく照らすために『日光ゴケ』を吹き付け、昼間のように明るくなったのです。
大長編のび太と竜の騎士P20:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
様々な道具を持ち込んで楽しい時間を過ごしていたのですが、スネ夫が地下空洞で迷子になってしまったのです。
いよいよここから大冒険がスタートします。
自然増殖する光源
『日光ゴケ』は日光と同じ光を自ら放つ植物で、壁に吹き付けると自然に増える性質があります。
暗闇でもライトがいらず、常に明るい環境が出来上がります。
広〜い空間を効率的に明るく照らす手段として活用したいですね。
日光と同じ
『日光ゴケ』のいいところは日光と同じ光を放つ点でしょう。
太陽光には人の健康を維持したり植物の育成を促す光線が含まれていて、人工的な明るさの数百倍の照度を持ちます。
『日光ゴケ』がそれと同じ光を出すことができるのであれば、それは未来の技術のたまものといえるでしょう。
24時間ごとにしぼむ
『日光ゴケ』は24時間ごとに定期的にしぼむ性質があり、しぼむと光を発さなくなります。
つまりしぼむ・開くを繰り返すことで擬似的に昼夜を再現できるわけです。
大長編のび太と竜の騎士P125:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
閉鎖空間でも『日光ゴケ』を吹き付けておけば、体内リズムを崩すことなく生活を送れるわけですね。
ほぼ永久に繁殖
実はこの『日光ゴケ』、過去の世界で大津波から逃れるためにドラえもんが作った地下室に吹き付けたものがその後6,500万年以上にわたって繁殖しています。
コケも植物の一種なのですが、絶えることなく繁殖し続けているのですね。
驚異的な生命力といえるでしょう。