お客さんのところに持っていくおみやげを出すことができる『おみやげフロシキ』というひみつ道具を紹介します。
おみやげ、なんでも出します
おばさんの家に行く時のおみやげを忘れてしまったのび太のママ。
ドラえもんは『おみやげフロシキ』を使って立派なくだものカゴを出します。
自分のためのものは出すことができない都合のいい設定に悩まされるのび太ですが、最終的にはパパがいいタイミングで登場し、欲しかったテレビゲームを入手することができました。
ドラえもん37巻「おみやげフロシキ」P66:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
おみやげの名称を言うだけ
誰かに渡すものやプレゼントするものをおみやげとして認識する『おみやげフロシキ』。
言葉に出して名称を言うとフロシキが膨らみ、中からそれが出現します。
フロシキを手にした状態でうかつに言葉を発すると、それに反応してムクムクとおみやげが出来てしまうため注意が必要です。
スネ夫にものを頼むべきではない
のび太はうかつでした。
テレビゲーム欲しさにあろうことかスネ夫に『おみやげフロシキ』を渡してしまいます。
ドラえもん37巻「おみやげフロシキ」P65:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
言われるままテレビゲームを出現させたまではよかったのですが、自分も欲しかったゲームが目の前に現れたため、スネ夫は勝手に自分のものにしてしまったのです。
日頃の彼の言動を考えたらこうなることは誰でも予想できたはず。
のび太はもう少し慎重になるべきでした。
これさえあればなんとかなる
『おみやげフロシキ』があれば友達と協力してお互い欲しいものを何でも取り出すことができます。
道具の設定を頭にたたきこみ、お客さんの設定で通せば物に不自由することもないでしょう。
このひみつ道具はこの巻で読めます