『ラジコンねんど』で作ったミニチュアはラジコン操作で操ることができます。
空を飛ぶ宇宙船や魔物など、作り手のアイディアと技術さえあればリアルな制作が可能です。
特撮!のび太の映画
ひみつ道具『イージー特撮カメラ』を使って特撮映画を撮影することにしたドラえもんとのび太。
友達に協力してもらってキャストを決め、小物を制作して撮影に挑みます。
町を襲う大魔王の宇宙戦艦を『ラジコンねんど』で作ったのは出木杉くん。
ドラえもん20巻「超大作特撮映画『宇宙大魔神』」P179:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
どうでしょう、小学生の制作とは思えないほどの精巧な宇宙船です!
他にも魔王の手下の怪物を表現するなど『ラジコンねんど』は映画撮影において非常に重要な役割を果たすのです。
自分でつくって自分で動かす喜び
丹精込めてつくった自分の制作物を自由自在に動かす喜びといったら他にはありません。
難しい機械の組み立てや配線もなく、手でこねてつくるねんどの作り物をラジコン操作できるのはとても嬉しいことですね。
出木杉の恐ろしい能力
秀才キャラの出木杉くんは小学生らしからぬ能力を発揮します。
宇宙船だけでなく魔王の手下までねんどで作ったのには度肝を抜かされますね。
ドラえもん20巻「超大作特撮映画『宇宙大魔神』」P186:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
手先の器用さに加え、今回の映画のシナリオ作成や監督も出木杉くんが担当しています。
頭脳明晰、運動神経ばつぐん、誰にでも優しくて手先も器用、場をまとめるリーダーシップに加えてクリエイティビティも兼ね備える希代の天才『出木杉くん』。
どうして彼のようなキャラクターがドラえもんの世界にいるのか不思議ですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます