『連発型不運光線銃』の光を浴びると不幸なことが連続して降り掛かってきます。
のび太を懲らしめろ！
地上は危険がいっぱい！ということで『空中シューズ』で空の散歩を楽しむのび太。
学校まで最短距離で行けることに気付き、毎朝寝坊できると言い始めたのび太にドラえもんが『連発型不運光線銃』でおしおきをすることにします。
悪魔のような形である ドラえもんプラス1巻「不運は、のび太のツヨーイ味方？」P157：小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ヘリコプターにぶつかりそうになったりラジコンやボールにぶつかるなど次々不運に見舞われるのび太。
意図的にドラえもんはのび太を不幸のどん底に突き落としたのです。
不運が連続して発生
『連発型不運光線銃』を浴びた人はとにかく不幸なことが連続して起こるようになります。
のび太が光線を浴びた瞬間からトラブルが急増していた様子から、即効性があることがわかります。
不幸に見舞われるのび太 ドラえもんプラス1巻「不運は、のび太のツヨーイ味方？」P157：小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
避けることができない恐怖の時間の始まりですが、持続時間はそれほど長くないと思われます。
短い時間にその名のとおり不幸が連発して発生するんですね。
あえて苦労させるドラえもんの優しさ
のび太が楽な道を選ぼうとすると、ドラえもんは今回のように厳しい態度を取ることがあります。
それは優しさの裏返しなのですが、堕落してダメ人間にならないよう暖かくも厳しい目でドラえもんが見てくれるからこそ、のび太は成長しているのです。
『連発型不運光線銃』も恐ろしいひみつ道具ではありますが、のび太のためを思ってこそのドラえもんの選択だったのです。
このひみつ道具はこの巻で読めます
