『しあわせ保険機』は自分の持ち物1点1点に保険をかけることができるひみつ道具です。
保険のありがたみ?
ママに大切なプラモデルを壊されてしまって残念がるのび太。
ドラえもんは『しあわせ保険機』で、今後また同じことが起きた時のために備えようと提案してくれます。
藤子F不二雄大全集ドラえもん11巻「しあわせ保険機」P614:小学館
しずかちゃんやスネ夫が保険金を受け取ったことを知ってのび太も契約しますが、損害が出ても保険対象にはカウントされず、悲惨な結果になってしまったのです。
なんでも保険をかけよう
『しあわせ保険機』は持ち物に保険をかけることができる道具のこと。
本1冊から対応可能で、掛け金はわずか10円!
子どもでも手が出せる気軽さがウリなのでしょう。
詳しい規約は不明
保険はおそらく年間更新だと思われますが、その詳細や具体的なリターンの解説はありません。
ただ、しずかちゃんのバイオリンが壊れてしまったとき、新しいバイオリンに買い換えるだけの保険金が出ていましたので、かなり良心的といえそうです。
藤子F不二雄大全集ドラえもん11巻「しあわせ保険機」P616:小学館
保険金詐欺が横行しそう
スネ夫はおもちゃに保険金をかけ、わざとジャイアンに取られるよう仕向け、それで大量の保険金を受け取っていました。
スネ夫ならやりそうなことではありますが、これがまかり通ってしまうと保険金詐欺が横行しそうです。
掛け金10円なら入ったほうが得
保険とは、万が一の事態に巨額の金銭負担に耐えられないことに対して加入するものです。
それは高い保険料がネックになるためでもあるのですが、『しあわせ保険機』の破格の10円保険料であればなんでも入っておいたほうがお得そうですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます