相手にやってほしいことを書いて持たせると、その通り実行してくれる『シテクレジットカード』。
行動を自由にコントロールすることができるひみつ道具です。
ラジコン?かるた?
かねてよりクリスマスプレゼントはラジコンを希望していたのび太。
それを約束したにも関わらず、パパとママは学習かるたを買おうとしているからさぁ大変!
『シテクレジットカード』にラジコンを買うと書き、こっそりパパのポケットに忍び込ませたら、無事ラジコンをゲットすることができました。
ドラえもん34巻「シテクレジットカード」P114:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ところが、ママがメモ代わりに『シテクレジットカード』を使ってしまい、それをしまいこんだのび太は夜中に新宿に向けて走り出したのでした。
相手の自由を奪います
『シテクレジットカード』に書かれたことは必ず実行する必要があるため、上手に使いこなせば行動を管理することができます。
もちろんポケットに入れるハードルはありますが、無理やりにでも入れてしまえばこっちのもんです。
証拠が残りません
『シテクレジットカード』に書いた命令は、用事が終わると自動的に消えてしまいます。
誰が何を書いたか証拠が出てこないので助かりますね。
ドラえもん34巻「シテクレジットカード」P113:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
自分の意思で制御できません
『シテクレジットカード』の恐ろしいところは、自分の意思がありながらも勝手に体が動いてしまうところにあります。
ラジコンを買おうとしたパパはおもちゃ屋で長時間葛藤していたようですし、のび太もイヤイヤ新宿に走っていました。
頭の中と行動がちぐはぐになってしまう様子を目の当たりにするため、勝手に動く体に恐怖を感じるかもしれませんね。
このひみつ道具はこの巻で読めます