『ショージキデンパ』を浴びると何でも包み隠さず本音をしゃべってしまいます。
疑惑を暴け
スネ夫から借りた双眼鏡を友だちの本山くんに又貸しし、無くされてしまったのび太。
スイス製の何万円もする高級品（あとでウソだとバレる）の双眼鏡を弁償するかも、という恐怖心からドラえもんに助けを求めるのび太は、『ショージキデンパ』で本山くんのウソを暴きました。
無実が立証されたのび太 藤子F不二雄大全集ドラえもん3巻「ショージキデンパ」P13：小学館
その電波が周りにも伝わって予期しない暴露大会が始まり、大混乱となってしまったのでした。
素直にならざるを得ません
『ショージキデンパ』を浴びた人はウソを隠し通すことができなくなり、本音をペラペラをしゃべり始めてしまいます。
何が何でもしゃべりたくないという強い意思を持っていた本山くんは多少の間『ショージキデンパ』に耐えていましたが、電波を強くしたら陥落しました。
本音と建前の日本人
日本人は本音と建前を上手に使いこなし、人間関係において波風を立てないようにします。
上っ面はい顔をしていても、内心で何をかんがえているかわかりません。
『ショージキデンパ』をはじめとした気持ち暴露系のひみつ道具はそんな時に本音を聞き出す便利なひみつ道具です。
いざ自分に使われたら・・・と考えると、ちょっと恐ろしくなるかもしれませんね。
似たひみつ道具
本音を包み隠さず表現するひみつ道具はたくさん種類があります。
道具によって使い方や効果が少し変わるため、その場に応じた適切なものを選ぶといいですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます
