物にたましいを与える『たましいステッキ』。
意思や感情を持つ物が誕生します。
物を粗末にしない生き方
豊かな生活になって物を粗末にすることが大きな問題になっている世の中。
『たましいステッキ』で触れると物がたましいを持ち、人が粗末に扱えなくなります。
ドラえもん39巻「ざぶとんにもたましいがある」P129:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ざぶとんは人を乗せることを拒み、割られた窓ガラスは犯人を告げ、掃除機はゴミを吸いたくないと言い出します。
のび太が調子にのってあらゆるものにたましいを入れたので生活がめちゃくちゃになってしまいましたが、物に対して申し訳ないという気持ちを抱かせた意味でも成功だったのかもしれません。
ドラえもん39巻「ざぶとんにもたましいがある」P135:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
物はあなたを見ています
『たましいステッキ』で触れた物はたましいを持ち、意思や感情を持って人と同じように接することができます。
身の回りにある物はいつもあなたを見ているので、たましいを持った途端にいろいろな言葉が飛び出てくることでしょう。
解除するにはボタンを押す
入れたたましいを解除するには『たましいステッキ』の取っ手にあるボタンを押す必要があります。
もちろん物としてもせっかくもらったたましいを返したくないと考え、ボタンを押そうとする人の妨害をするかもしれないので注意しましょう。
ドラえもん39巻「ざぶとんにもたましいがある」P134:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
大切に使う気持ちが大事
やたら物を増やさず、捨てず、粗末にせず、感謝する。
この気持ちを持って生活するだけでずいぶん気持ちも行動も変わってくるのではないでしょうか。
身の回りの物(パソコンやスマホ、服や本などなど)が本当は意思を持っていて日頃の自分の言動をチェックしていると考えたら?
物に溢れた豊かな今の時代、考えさせられるひみつ道具の1つです。