空中に浮かぶ『ターザンロープ』をたどり、ターザンのように素早く移動することができます。
のび太のターザン、動物を呼ぶ
動物と仲良くなりたいのび太は『ターザンパンツ』を使い、まるで本物のターザンのような気分になります。
遠くに移動する時は『ターザンロープ』を空中に浮かべてロープからロープに移動しますが、運動神経が悪いのび太でも簡単に使うことができます。
ドラえもん31巻「ターザンパンツ」P114:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
叫び声の抑揚の違いで動物を呼び分けることができ、最後はペットのライオンとも心を通わせるのび太なのでした。
振り子の原理で空を移動
『ターザンロープ』は空中に浮かび、そこにジャンプすると振り子の原理で体が遠くに移動する仕組みです。
着地するときはロープも一緒に手の中に収まったままの状態なので、再びロープを空中に浮かべて飛びうつればあらゆる場所に移動できるわけですね。
恐怖心を克服しよう
『ターザンロープ』に飛びうつるとき、最初の勇気が重要です。
のび太は2階の部屋の窓から外に仕掛けた『ターザンロープ』にジャンプしたわけですが、誰でもいきなりこの状態で「飛べ」と言われても足がすくんで動くことはできないでしょう。
唯一、ドラえもんだけがこの時は『ターザンロープ』の安全さと便利さを理解していたのでのび太の背中を押す暴挙に出るわけです。
ドラえもん31巻「ターザンパンツ」P114:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ひょっとするとロープの方から人間に寄ってくるので安全に使えるのかもしれませんね。
体力と相談しながら移動しよう
『ターザンロープ』は腕の力で体重を支えるひみつ道具です。
数回使う程度であれば問題なさそうですが、連続して使うと腕の力がなくなり、途中でロープから落下する恐れがあります。
未来のひみつ道具なので安全装置の類が備え付けられていてもおかしくはありませんが、無理しないように注意しましょう。