リモコンを向けた対象物の動きをビデオのように早送り・巻き戻し・停止などできる『ビデオ式なんでもリモコン』の紹介です。
人助け?いたずら?
ママの長いおこごとを回避したいのび太は、ドラえもんに『ビデオ式なんでもリモコン』を使ってもらい、その場をうまく回避することに成功します。
ドラえもん32巻「ビデオ式なんでもリモコン」P61:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
これに味をしめたのび太は、人助けやいたずら目的でリモコンを使います。
ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんらの被害の訴えを聞いたドラえもんは、鏡でリモコンの電波を反射させることでのび太から取り戻すことに成功。
果たしてのび太はこの後無事だったのでしょうか?
物の動きを操ろう
『ビデオ式なんでもリモコン』は対象物の動きを倍速にしたり巻き戻したり、まるでビデオのように操作することができます。
リモコンを向けた人や物にだけ有効で、貴重な壺が割れそうな瞬間を停止したり、繰り返し同じものを食べたい時にも便利です。
ダイエット向きかも
ドラやきを食べ終えたドラえもんの動きを巻き戻すとドラやきを食べる前に戻りますが、ドラえもん自身はドラやきを食べたことを記憶しています。
これを繰り返すことで何度でもドラやきを食べることができるわけなのですが、つまり記憶はそのままで動作のみをビデオのように操作できることを意味しています。
ドラえもん32巻「ビデオ式なんでもリモコン」P58:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
気分や感情は満たされる一方、実際に胃の中はドラやき1個分以上に増えることがないため、ダイエット目的で『ビデオ式なんでもリモコン』を使うと効果的でしょう。
停止中でも意識はハッキリしている
ビデオ機能の1つ『停止』を使っても、影響を受けた本人の意識はハッキリしています。
ドラえもん32巻「ビデオ式なんでもリモコン」P66:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
体は動かないのに周りからなすがままにされてしまう屈辱的かつ恐怖的な状況を耐える必要がありますね。
ちなみに停止状態は一定時間が経過すると自動的に解除されるため、放置されても永遠にそのままというわけではありません。ご安心ください。