任意の場所にいつでも物を転送することができる『忘れ物おくりとどけ機』。
手品につかったり相手をびっくりさせるような用途にもピッタリですね。
手品師のび太、誕生
宿題をやったノートを家に置き忘れてきたのび太のためにドラえもんは『忘れ物おくりとどけ機』で学校に瞬時に送ります。
ドラえもん24巻「忘れ物おくりとどけ機」P79:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
物体を指定の場所に転送することが可能で、ランドセルの中など場所に制限されません。
これに目をつけたのび太はドラえもんと手を組んで友達の前で手品を披露することにします。
何もない筒の中からボールや花瓶、本などを次々と取り出し、最終的にはドラえもんが登場するという驚きの結末を迎えるのでした。
ドラえもん24巻「忘れ物おくりとどけ機」P83:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
夢の物体転送技術
現代でもすでに物体転送の技術は研究されていますが、完成したという声はいまだ聞こえてきませんね。
それだけ技術的な壁が大きいと予想されますが、さすが未来のひみつ道具はすでにそれを可能にしています。
もとより『どこでもドア』のように空間を超える技術がすでに開発されているため、それを応用すれば『忘れ物おくりとどけ機』も比較的簡単に作れそうな気はしますね。
未来の移動手段に使えるかもしれない
より巨大な『忘れ物おくりとどけ機』があれば移動の概念をくつがえすひみつ道具となります。
長距離を一瞬で移動するには『どこでもドア』が有名ですが、モニターで現地の様子を確認できる点で『忘れ物おくりとどけ機』のほうが実は便利だと思われます。
移動する場所は指定できてもどんな様子か事前にわからないどこでもドアよりも安全性が高く、しかもピンポイントで場所を指定できることもあり、未来の移動手段として高い頻度で使われているかもしれませんね。
このひみつ道具はこの巻で読めます