どこでもドア

ひみつ道具の定番中の定番『どこでもドア』の紹介です。

無人島ののび太を迎えに行くための登場

いつでもどこでも好きな場所に行ける、説明不要な便利道具『どこでもドア』。

アニメ版主題歌の歌詞にもなっていますし、多くの人に知られています。

ロビンソン・クルーソーに憧れて、無人島で暮らすことを計画し、紆余曲折を経て無人島にたどり着いたのび太。

やる事なす事失敗続きですぐ諦めてしまうのび太でしたが、隠れて色々とサポートしてくれているドラえもんのお陰で、何とか無人島ライフを楽しんでいました。

しかしそんな楽しい時間もつかの間、時間が経って夕方ごろになると、のび太は急に寂しくなって泣き出してしまいます。

いわゆるホームシックですね。

そろそろ潮時と感じたドラえもんはどこでもドアを出し、ママを呼び、のび太に家に帰るように促すのでした。

どこでもドアでのび太を迎えにいくママ

定番ひみつ道具の初登場シーン

ドラえもん6巻「のび太漂流記」P112:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

大長編でも定番の道具

ドアノブを掴む事で人の意思を読み取り、超空間を通じていきたい場所に案内してくれます。

ドラえもんのひみつ道具の中でも超有名で、その利便性からコミックの中だけでなく、大長編でも幾度となく使われています(大長編だと壊されたり燃やされたりなどのアクシデントもよくありますが)。

どこでもドアの弊害

どこでもドアの便利さは22世紀の世界でもよく知れ渡っています。

どこでもドアが開発されるまで、未来の世界では宇宙旅行のために「銀河SL天の川鉄道」が主流の移動手段でした。

それが、どこでもドアの発明によって路線が廃止になったという事が、コミックス20巻の「天の川鉄道の夜」で描かれています。

どこでもドアの登場で廃止されたSL

宇宙空間でも使える便利さ

ドラえもん20巻「天の川鉄道の夜」P85:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

便利なものが残り、そうでないものは淘汰される流れは、ごく自然の成り行きといえます。

現実の世界においても、もしどこでもドアが発明されると、それまでの世界の常識が一気に覆るようなことがたくさん出てくるでしょう。

どこでもドアの限界

このように便利などこでもドアですが、いくら便利とはいえ、その性能にも限界があったりします。

白亜紀のデータがない

例えば、大長編「のび太の恐竜」では「白亜紀の地図データは入っていない」ということで、白亜紀が舞台の本編中では使用不可能な状態になりました。

10光年先までの距離しか移動できない

大長編「のび太の宇宙開拓史」では、「10光年以内の距離しか移動できないという」制約が明かされ、舞台となるコーヤコーヤ星と地球との行き来はどこでもドアでは出来ないという事になっていました(この宇宙移動の距離は、作品によってたまにバラつきがあります)。

異次元空間には移動できない

「入り込み鏡」の鏡の中の世界や「地平線ロープ」で作り出した異次元空間には、どこでもドアで行くことは出来ません。

時間の移動はできない

タイムマシンではないので、時間を超えた移動は出来ません。

でもオプションパーツである「時差修正マシン」「時差調節ダイヤル」により、外国などへ行った際の時差を修正したり、多少の時間の行き来を可能に出来る場合もあります。

大長編「のび太の雲の王国」でも、ドアノブの時差調整ダイヤルを調整し、世界が崩壊する前の時間に戻ったシーンがありましたね。

どこでもドアの時差調整ダイヤル

ちょっとしたタイムマシン機能も備える

大長編のび太と雲の王国P154:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

どこでもドアに似た道具

どこでもドアによく似た道具としては、20巻に登場する「プッシュドア」があります。

こちらは用意されたキーに場所の名称を書き込むと、どこの場所のドアでも繋がるというもの。

キーに書き込む事で行きたい場所をブックマークすることが出来るわけです。

普通のドアに付けるだけで、簡単に使う事の出来るお手軽さがウリでしたが、

使用後には白いキーでデータをクリアしないといけないのと、

どこでもドアの利便性に叶わなかったせいか、これ以降は登場していません。

また姉妹品という扱いで、コミックス34巻の「水たまりのピラルク」に「どこでも窓」なる道具が出てきます。

どこでもドアと基本的な機能は変わりませんが、形状は窓になっています。

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