ジャイアンディナーショーに備えるためのひみつ道具の1つ『赤まむしドリンク』を紹介します。
ディナーショーを乗り越えるために
両親の不在をいいことに空き地でディナーショー(ジャイアンの歌&ジャイアンの手料理)を開催することにしたジャイアン。
ファンクラブ会長ののび太は急いで集客しますが集まったのはドラえもんと出木杉くんのみ。
3人は『耳せん』『赤まむしドリンク』『成田山のお札』を準備して覚悟を決めますが、味見したジャイアン自身があまりの不味さにひっくり返ってしまい、ディナーショーはギリギリのところで流れてしまったのでした。
ドラえもん41巻「恐怖のディナーショー」P150:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
効果・効能は不明
『赤まむしドリンク』はストーリーの中で具体的な効果・効能について触れられていません。
しかもディナーショーが中止になってしまったので余計にわからないのですね。
ドリンクタイプのひみつ道具なので、食事をした際の内蔵へのダメージを軽減するとともに、エネルギーをつけてジャイアンの歌への抵抗力を上げる効果だと推測できます。
本来の赤まむしドリンクとは
赤まむしドリンクは市販されている列記とした栄養剤です。
元気ハツラツ・みなぎる活力が期待される1本100円程度の飲み物で、好んで飲んでいる人もいますよね。
命に関わるジャイアンディナーショー
これだけ万全に準備する様子からも、いかにジャイアンの歌と料理が殺人的な内容なのか想像がつきます。
我々読者はコミックを読むだけで『あ〜ひどい音痴はつらいよね』ですみますが、ドラえもんたちにとっては死活問題なのでしょう。
有害な電波のように周囲に弊害をもたらすジャイアンの歌、そして世にもおぞましい香りと味をもつジャイアンの手料理のコンボは、未来のひみつ道具を持ってしても乗り越えられるかどうかわからない、恐怖のイベントなのです。
このひみつ道具はこの巻で読めます