いつものび太を手助けするためのひみつ道具を出すドラえもんですが、ポケットには「なんでそんなものあるの?!」と聞きたくなる物が入ってます。

それらは大抵意味不明なものか危険なものだったりするのですが、今回は危険な『熱線銃』を紹介します。

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すべてはネズミ退治のため

ドラえもんはネズミが大の苦手。

ネズミを前にしたドラえもんは、誤ってのび太とママに射撃してしまうほどに混乱しています。

家に出たネズミを退治すべく、ドラえもんがのび太とママに託したひみつ道具が2つあります。

ジャンボガンはこちらの記事で紹介している非常に強力な拳銃のこと。

そしてもう一つの恐ろしい武器が今回紹介する『熱線銃』なのです。

その威力は、「一瞬のうちに鉄筋のビルをけむりにしてしまう」という危険極まりないもので、のび太とママを震え上がらせました。

熱線銃の恐ろしい威力

しっかり銃を構えている2人・・・

ドラえもん7巻「ネズミとばくだん」P83:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

1人で勝手に盛り上がるドラえもんに、「いくらなんでも大げさだ」「家の中でこんなもの」とあきれ果てる二人でしたが・・・

非常に危険なひみつ道具

何でこんな物騒なものをドラえもんが所持しているのかが謎です。

本当に22世紀の治安はどうなっているのでしょうか?

それともこんなものがオモチャ扱いになるぐらいの兵器が開発されているのでしょうか?

もし「危険なドラえもんの道具」というランキングがあったら、間違いなく上位に入っていそうです。

「鉄筋ビルを一瞬でけむりにする」を現在の基準にすると、ビルの大きさにもよりますが、爆薬だけでも数千トンぐらいの量になります。

もし家の中で撃ったりしたら、ネズミどころか家ごと消滅してしまいそうな威力です。

ドラえもんの世界観にそぐわない熱線銃

熱線銃はひみつ道具というよりも、一種の軍事兵器といえるのではないでしょうか。

熱線銃を渡されるママ

ポケットから出るような道具ではない

ドラえもん7巻「ネズミとばくだん」P83:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

ビルを消す威力があるくらいなので、戦争で使われていてもなんらおかしくありません。

大長編ではスモールライトや空気砲をつかって敵とたたかうドラえもんたち。

もしそこにジャンボガンや熱線銃があれば、一瞬でドラえもんたちの勝利で終わっているところでしょう。

それをやってしまうと、ドラえもんのファンタジーの世界が崩壊してしまうんですよね。

子どもの夢を壊さないようにした藤子先生なりのギリギリの配慮かもしれません。

熱線銃らしきものが再登場

しかし実はこの熱線銃、コミック9巻の「ぼく、桃太郎のなんなのさ」で再登場しています。

色々とあって、鬼ヶ島で鬼退治をする流れになってしまった時、鬼と戦うためにドラえもんが用意した武器の中に熱線銃と呼ばれているものがあります。

ただし、今回登場しているライフル型ではなく、ピストルのような形をしています。

(一説によると「光線銃」の誤植ではないかという説もあります)

ネズミ退治でも鬼退治でも結局さいごまで使われることがなかった熱線銃。

威力を考えたら使わないほうが絶対にいいでしょう。

こんなもの使った日には、大惨事は免れません。

藤子先生の作品にも登場

別の藤子先生の作品だと、SF短編の「宇宙全製造法」に熱線銃が登場します。

宇宙船が故障してしまい、地球に帰れなくなった宇宙飛行士たちが何とか帰る手立てを見つけようとする物語ですが、熱線銃が物語の大きなカギとして登場します。

ちなみにこちらは金属を溶かすのがやっとで、鉄筋ビルを一瞬でけむりにするようなことは出来ないようです。

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