未来のFBIが開発した『暗号解読機』。
これさえあれば未知の謎もスラスラ解決?
スネ夫の答案をさがせ
珍しく100点を取ったスネ夫は自慢したくてたまりません。
のび太とジャイアンが自然に気付くようアレコレ仕掛けますが、2人はなかなか答案までたどり着くことができません。
ドラえもん28巻「大ピンチ!スネ夫の答案」P109:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
スネ夫が残した暗号を解くために『暗号解読機』で答案の隠し場所を突き止めるまではよかったのですが、スネ夫の100点の答案は無残にも焼き捨てられる結果となってしまったのでした。
どんな暗号もたちどころに解明
『暗号解読機』に通すだけで一瞬で答えがわかるお手軽さは、さすが未来のひみつ道具です。
FBIが開発したというだけあって信頼性も高く、未来の世界ではあらゆる暗号がこれによって解明されているのでは?と考えられます。
一般人もお手軽に入手
普通に考えればFBIが独自に開発するような機械が一般に出回るわけないのですが、ドラえもんがいた未来の世界では広く流通しているようです。
優れた技術が誰でも利用可能なワクワクする未来ですが、その技術を悪用する人が出ないことを祈ります。
のび太とジャイアンは恥知らず
スネ夫が必至に隠そうとしている答案を盗み見しようとしているのび太とジャイアンを、ドラえもんは恥知らずと叱りつけます。
ドラえもん28巻「大ピンチ!スネ夫の答案」P111:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
まさか『暗号解読機』が友人を辱めるために使われているとはドラえもんも想定していなかったのでしょう。
涙を流しながら訴えるドラえもんの言葉に2人は我に返り、この後スネ夫の答案に待ち受ける悲惨な運命へとつながっていくのでした。
このひみつ道具はこの巻で読めます