自分そっくりの風船をつくり、身代わりとして動かすことができる『あやつりそっくりふうせん』の紹介です。
のび太の風船、一大事!
自分の姿をした風船に寒空の下どら焼きを買いに行かせていたドラえもん。
それを見たのび太も自分の風船を歩かせてみることにします。
ドラえもんプラス3巻「あやつりそっくりふうせん」P109:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
風船が殴られても痛くもかゆくもないのび太でしたが、自分の行動と風船の行動が連動していることを忘れ、うっかりトイレに行ってしまったのです。
その姿を見てしまったしずかちゃん!果たしてどうなるのか・・・
ドッペルゲンガー参上
『あやつりそっくりふうせん』は膨らませた人そっくりの姿になります。
かつ、頭にミラーを取り付ければ風船が見る景色を自分で確認しながら操作することが可能です。
ドラえもんプラス3巻「あやつりそっくりふうせん」P109:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
風船になにかあっても本人は痛くも痒くもなく、遠く離れた場所から安全に身代わりとして使えます。
行動が全て反映される
『あやつりそっくりふうせん』を操っている自分の操作はすべて風船に反映されてしまうので注意が必要です。
のび太はうっかりトイレに行ってしまい、のび太の姿をした風船が道のど真ん中で、しかもしずかちゃんの目の前でオシッコをする大失態を犯してしまったのです。
頭のミラーを適宜とりはずして使い分けることが必要です。
会話はできません
『あやつりそっくりふうせん』の欠点は会話ができず、相手も声も聞こえないこと。
ドラえもんプラス3巻「あやつりそっくりふうせん」P110:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ボディランゲージを駆使すれば意思疎通ははかれますが、相手の声も聞こえないのではコミュニケーションはハードルが高いですね。
そのため、自分の完全な身代わりとして使うにはちょっと難しいシーンもあるでしょう。