『万能巣箱』は鳥の大きさに合わせて自動的にされます。
タマゴ鳥を救え
ガルタイト工業が鉱山掘削のために岩山を切り開くことにより、絶滅の危機に瀕しているといわれるタマゴ鳥。
大長編のび太の宇宙開拓史P106:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ドラえもんとのび太は『万能巣箱』を森に設置し、タマゴ鳥が暮らしていけるように場所を提供しました。
最初は警戒していたタマゴ鳥ですが、無事に巣箱を使ってくれるようになったのです。
鳥に自動フィットします
『万能巣箱』は鳥のサイズに合わせて大きさが自動調整し、快適な居住空間を提供するひみつ道具です。
家の形をした可愛らしい見た目で、木と調和して自然に溶け込む姿が特徴です。
巨大な鳥でも居住可能?
タマゴ鳥は手のひらサイズの小型な鳥ですので『万能巣箱』でも十分暮らせるでしょう。
もしこれがもっと大きなワシやアホウドリみたいに巣箱を使わない鳥だとどうなのか?
これは推測ですが、そういう鳥でも快適に暮らしたくなるような特殊な電波や香り、色が施されてて、鳥が集まるようになっているのではと考えます。
生息地を変えるのは問題あり
ロップルくんによると、タマゴ鳥はもともと岩山に巣を作る習性があるとのこと。
大長編のび太の宇宙開拓史P104:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
それをドラえもんのように気軽に森に生息地を移してしまうとタマゴ鳥の生態系が変わってしまう恐れがあります。
鳥は住むのに適した高度や気温があり、本能的にそれを知っています。
ひみつ道具で生息地を変更することは逆に鳥を苦しめる結果になりかねず、ひょっとするとドラえもんの行為はタマゴ鳥の絶滅を早める可能性も考えられますね。
このひみつ道具はこの巻で読めます