『望遠メガフォン』を使うと遠く離れた人に声を届けることができます。
いつもの空き地の出来事
ジャイアンとスネ夫が割った神成さん宅の窓ガラス。
それを自分のせいにされてしまったのび太は仕返しを考えます。
藤子F不二雄大全集ドラえもん15巻「望遠メガフォン」P403:小学館
『望遠メガフォン』を使ってジャイアンとスネ夫の頭の中に声を延々と響かせて精神的に追い込み、とうとう自分たちから謝罪させることに成功したのでした。
声を届けます
『望遠メガフォン』はスコープで狙った人の頭の中に声を直接届けることができる不思議なメガフォンのこと。
自分の声を送ることはもちろん、音源を用意すれば音楽やラジオの音を相手に聞かせることも可能です。
見える範囲だけ可能
声が届くのはあくまでもスコープで覗いている人だけが対象です。
数キロ離れた人などに送るのは不可能です。
例えばテレビや写真など人の顔が見えていたらどうなるのか?
詳しい使い方はこれ以上ストーリーで紹介されていないので不明ですが、そういう使い方もあるかもしれません。
神の声に聞こえるかも
とつぜん頭の中に声が響いてきたら誰でもびっくりすることでしょう。
でも人は誰でもこんな事態になったら周囲を見渡すことでしょう。
そのときにおかしなスコープ(『望遠メガフォン』)が見えたら不審に感じてもおかしくありません。
よほどうまくやらないと成功しないかもしれないので、使うときは慎重になりましょう。
このひみつ道具はこの巻で読めます