『ダルマさんころんだ帽』は姿を消しながら相手に近づく不思議な帽子です。
マンガ大戦争
スネ夫のマンガがジャイアンのせいで先生に取り上げられてしまいました。
なぜかその責任をのび太が負うことになるのですが、『ダルマさんころんだ帽』で先生に近づく計画を立てます。
藤子F不二雄大全集ドラえもん17巻「ダルマさんころんだ帽」P466:小学館
なかなかうまくいかないのび太の様子を見たスネ夫は、『ダルマさんころんだ帽』を使ってマンガを取り返すだけでなく、ジャイアンに仕返しを決行することにしたのです。
ダルマさんがころんだ
『ダルマさんころんだ帽』をかぶっている間、近づきたい人に接近し、相手が振り返った瞬間に動きを止めると、自分の姿が消える効果があります。
遊びながら相手に近づいていける感覚ですね。
こっそりマンガを取り返したり、逃げてしまった鳥を捕まえるときなど役立ちます。
詳細がよくわからない道具
『ダルマさんころんだ帽』は、ターゲットにしている相手からのみ見えなくなるのか、それとも帽子をかぶっているときに静止すれば誰からも見えなくなるのか、そのあたりの効果があいまいです。
周りから見たら姿がバレバレだけど、ある人にだけ見えない都合のいい効果なのでしょうか?
石ころぼうしでいいんじゃない?
姿を消す帽子として代表的なのは『石ころぼうし』ですね。
関連ひみつ道具
厳密には姿が消えるわけではなく、相手から気にされなくなるだけではありますが、万人に効果があり、姿が見えないまま移動も可能です。
もし『石ころぼうし』が手元にあれば、無理に『ダルマさんころんだ帽』を使う必要はないかもしれませんね。
このひみつ道具はこの巻で読めます