『動物セット』を装着するとその動物の特別な能力を人間が使うことができます。
いろいろな動物に変身しよう
ジャイアンが考案した正義のみかたごっこ。
単純にジャイアンから逃げ回るだけの遊びなのですが、のび太の危機を聞きつけたドラえもんは『動物セット』を取り出します。
ドラえもんカラー4巻「動物セット」P77:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
様々な動物の特殊能力を駆使してジャイアンから逃げ回り、最後は空き地でみんな仲良く鳥になって遊んだのでした。
動物になりきります
『動物セット』にはうさぎや鳥、サル、猫、ゾウなどたくさん種類があり、手・足・頭などにパーツを取り付けます。
遠くの音が聞こえるようになったり(うさぎ)木登りが上手になったり(猫、リス)力強いシッポでまわりを攻撃したり(ワニ)、人間にはない動物特有の力を使えます。
特殊能力を使いこなそう
動物の力は目的に合わせて使い分けるととても便利。
特に鳥の力で空を飛ぶのは、手元に『タケコプター』がない状態であれば非常に役立つでしょう。
セットを持ち歩く不便さ
一方で1つのセットにつき1種類の動物の力しか使えないため、複数のセットを持ち歩く手間、つまりかさばることが懸念点ですね。
また、セットを着替えるといっても数十秒はかかってしまいますし、道路でおもむろに着替え始めると変人扱いされても仕方ありません。
その手間と効果をてんびんにかけて使いたいところです。
動物のひみつ道具
今回の『動物セット』以外にも、ドラえもんのひみつ道具には動物の力を使うものがたくさんあります。
未来の世界では人にはない動物の特殊能力を自分たちのものとして自由に使える技術が確立しています。
私たちの時代でも早くその日が来るといいですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます