実際に本の中に入って戦ったりアイテムをゲットして遊ぶ『ゲームブック』というひみつ道具を紹介します。
出木杉くんをやっつけろ?
頭が良すぎてゲームを簡単にクリアしてしまうという出木杉くん。
のび太は『ゲームブック』で出木杉くんをギャフンと言わせてやろうと企みます。
ドラえもん38巻「冒険ゲームブック」P101:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
果てしなく広がるゲームの世界を知識やアイテムを使いながら攻略する2人ですが、最後の最後でズルをしたのび太は手痛い罰ゲームを受けてしまい、最後はやっぱり出木杉くんが攻略してしまったのでした。
ドラえもん38巻「冒険ゲームブック」P111:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
昔懐かしいゲームブックの進化版
選択肢によってページにジャンプして物語をすすめるゲームブックが昔ありましたが、その進化版ともいえる『ゲームブック』。
プレイヤーはゴールした時のご褒美を自分で用意し、数々の謎をときながら本の中に入ってクリアしていくのです。
VRが目指すべき方向
全くの異世界を五感で感じられる『ゲームブック』。
これはまさにVRが今後進化していく方向といっても間違いないでしょう。
今のVRはリアルに広がる世界は目で確認できても、実際に歩くことはできませんし風や匂い、重力や抵抗などは感じられず、どうしても現実世界に引き戻されてしまうことがあります。
非現実の世界で自分の力を越えたものをつかって開拓していくプレイスタイルは多くの人をとりこにするでしょう。
ズルしてクリアはだめ
ゲームのルールには厳しい『ゲームブック』。
のび太がドラえもんの『スペアポケット』を本の中に持ち込んでズルしようとしましたが、巨大な岩に押しつぶされるペナルティを受けてしまいました。
関連ひみつ道具
自分の手で一歩ずつ進んでいくしかないのです。
このひみつ道具はこの巻で読めます