言葉遊びのためのひみつ道具、それが『ゴロアワセトウ』です。
言葉を変えて遊ぼう
蜘蛛のおもちゃでのび太を驚かせたジャイアンとスネ夫。
次はしずかちゃんがターゲットになっていることを知り、ドラえもんは『ゴロアワセトウ』を出します。
これをつかうと蜘蛛が雲になったり、雨が飴になったり言葉遊びができるのです。
ドラえもんカラー1巻「ゴロアワセトウ」P30:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ジャイアンたちに『ゴロアワセトウ』を奪われてしまうのですが、雲を蜘蛛に変換してしまい、2人は驚いて逃げ出してしまいました。
同音意義後
『ゴロアワセトウ』は同音意義語で遊べるひみつ道具です。
光をあてると、例えば雨が飴になったり、石が医師になったりするのです。
持続時間は不明です。
逆さ言葉にも対応
『ゴロアワセトウ』は逆さ言葉にも対応していて、例えば草を柵に変えたり、ミルクをくるみに変えるという具合です。
日本語をよく知っておくと楽しみ方の幅が広がるひみつ道具ですね。
変換できるのは一度に一個
下のコマはジャイアンが『ゴロアワセトウ』をスネ夫に浴びせている様子です。
ドラえもんカラー1巻「ゴロアワセトウ」P33:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
顔全体に照射されていますが、この後で変化したのは歯が葉になっただけ。
他にも例えば目が芽になったり、髪が紙になってもいいはずなのですが、変化したのは1箇所だけです。
このことから、照射範囲内に複数の対象物があってもどれか1つがランダムに選ばれる仕組みのようです。
さすがのジャイアンも巨大蜘蛛には驚く
基本的に怖いものがほとんどないジャイアン(コミック27巻『恐怖箱』参照)ですが、自分より何倍も大きな蜘蛛には驚くようです。
ドラえもんカラー1巻「ゴロアワセトウ」P33:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
そりゃ誰だってこんな大きな蜘蛛が上から降りてきたら恐怖を感じますよね。
人間も捕食対象になってしまいそうです。