『へたくそ用練習カー』は運転が下手な人向けの練習用の車です。
鏡の中の世界2
18歳になったらすぐ免許を取る!というスネ夫に対抗し、のび太は今すぐに運転を練習したいと言い始める始末。
『入りこみ鏡』で鏡の中の世界に入り、『へたくそ用練習カー』で運転することにしました。
藤子F不二雄大全集ドラえもん16巻「へたくそ用練習カー」P539:小学館
時間はかかりましたが次第に運転が上達するのび太を脇目に、スネ夫はポルシェを乗り回しますが、このあと不幸な出来事が待ち受けているのです。
運転下手でも大丈夫
『へたくそ用練習カー』は運転に慣れていない人向けに作られた専用の車のこと。
本物の車と同じようにエンジンをかけてアクセル・ブレーキを駆使して操作する乗り物です。
安心な設計
運転が下手な人むけということもあり、壁や障害物にぶつかることを前提に設計されています。
普通の車よりも頑丈にできているため車が壊れる心配がありません。
詳しい紹介はないものの、おそらく対人事故に対してもあらかじめ策が施されていると思われます。
似たひみつ道具
のび太のパパがこっそり運転の練習をするため『お子さま練習カー』と『四次元若葉マーク』を使うシーンがコミック39巻でありました。
わざわざ鏡の中の世界にいかなくても『四次元若葉マーク』で四次元の世界に入ってしまいえばぶつかる心配がなくなりますね。
一方、壁や障害物にぶつかって自分の運転の誤りを認識することも大切なことかもしれません。
そこまで見越して鏡の中の世界で練習しているのかもしれませんね。
このひみつ道具はこの巻で読めます