『引っ越しひも』を使うと中身をそっくり入れ替えることができます。
スネ夫の手品
スネ夫が披露した手品のタネを教えてくれず、なんとか見返してやりたいとくやしがるのび太。
『引っ越しひも』をドラえもんから借り、スネ夫に復讐することでうっぷんを晴らしました。
車に乗っているつもり 藤子F不二雄大全集ドラえもん5巻「引っ越しひも」P164：小学館
ところがポケットに入れたはずの『引っ越しひも』がはずみで落下し、近くのゴミ箱に捨ててあった生ゴミがのび太のポケットの中身と入れ替わったからさぁ大変！
いつの間にかゴミまみれになってしまったのでした。
何でも引っ越しします
『引っ越しひも』の両端を触れさせることでお互いの中身をそっくり入れ替えることができます。
紐は伸び縮みするので少し距離が離れた物同士でも問題ありません。
誤作動に注意
スイッチなどは無いため、紐の両端に触れた途端に動作してしまいます。
のび太のようにひもの管理がずさんな場合、知らないうちに中身が入れ替わっていることがあるので注意が必要です。
入れ替える系のひみつ道具
ドラえもんの道具には『トッカエバー』『入れかえロープ』のように人格や性格を入れ替えるものが存在します。
今回の『引っ越しひも』に詳しい描写はないものの、入れ替えの対象になるのは物理的なものに限定されると思われます。
袋の中身、箱の中身、乗り物の中身のように、実体を伴うものなどですね。
用途にあわせて使い分けるといいでしょう。
このひみつ道具はこの巻で読めます
