人の表情を自由に操作することができる『表情コントローラー』の紹介です。
どれだけムスッとした人でも無理やり顔を変えることができます。
ムス子を笑わせろ
遠足の写真のスライド上映会をするにあたり、いつもムスッとしているムス子を連れて行くことが条件になりました。
その役目を務めるのがのび太なのですが、ムス子は頑固なところがあり、誘っても首を縦に振ろうとしません。
ムスッとした表情さえ直れば状況は変わると判断したドラえもんは『表情コントローラー』でムス子の表情を操ろうとします。
楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいという考え方もありますしね。
笑うと意外にかわいい顔になるムス子は、結局スネ夫の家で写真スライドを楽しむことができました。
しかし、普段から笑わない人が突然大笑いをしてしまったがために、アゴが外れてしまうという大怪我をしてしまったのでした。
ムス子は筋金入りのムスッと顔
表情コントローラーを使うと、基本的に誰でもすぐ表情が変わってしまいます。
ところが、初めてムス子に表情コントローラーを使った時、あまりにもムスッとした表情で凝り固まっていたせいか、なかなか表情が変わることがありませんでした。
これは相当長い期間ムスッとした表情を続けていたことが原因と思われます。
百歩ゆずって学校でずっとムスッとしているのは理解できるにしても、家でもその表情というのは驚きですね。
ひょっとするとムス子は家族全員が筋金入りのムスッと家族なのかもしれません。
笑うから楽しい
『楽しくないから笑わない』ときくともっともらしい言葉に聞こえますが、実は逆なのです。
『笑わないから楽しくない』なのです。
気分が落ち込んだ時は無理やり笑顔を作ると、自然と気持ちも明るくなるんですね。
人間は行動がまず先にきて、その後から感情がついてきます。
ムス子のようにいつもムスッとしていると、気分も自然に落ち込んだり悩ましくなってしまうため、注意が必要ですね。