相手に対して悪口の嵐を浴びせる『入れじた』を紹介します。(けんかマシンの一種です)。
平和主義者ののび太
酔っぱらい運転者にからまれたり、弱いものいじめをされたり、犬にかまれたり、それでもなかなか怒りを表に出さないのび太はくやしい気持ちを押し殺していました。
やられたらやりかえせ、とドラえもんは言いつつ、『入れじた』を含めたけんかマシン取り出します。
ところが効果があまりにも効きすぎるため、手当たり次第悪口を言うようになってしまったのび太なのでした。
藤子F不二雄大全集ドラえもん1巻「けんかマシン」P49:小学館
口が悪くなります
『入れじた』を舌にかぶせて言葉を発すると、相手を非難したり悪口を浴びせるようになってしまいます。
言っている本人にその気はなくても機械がそうさせるのですから、回避する術がありません。
温厚なのび太の言葉とは思えないほど悪口が飛び出します。
しゃべると危険
『入れじた』を装着中はあらゆる発言が悪口に変換されてしまいます。
余計なトラブルを避けたければ言葉を発しないことです。
そういう時にかぎってのび太はちょっかいを出されたりするわけですが、とにかく無用なトラブルを避けたければ逃げ回ることです。
取り外しにはコツが必要
『入れじた』を取り外すにはドラえもんでも知らない特殊な操作が必要なようです。
未来からセワシくんを呼んで取り外してもらっています。
悪口を言いたいならこれも
もし相手を悪口で攻めたいなら『悪口べに』がおすすめです。
関連ひみつ道具
のび太のママがパパに放った「なんだよ、ダメおやじ」の言葉が強烈ですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます