「体をあやつる機械」を使うと相手の意思に反して体を自由に操作できるようになります。
狂ったドラえもん
虫が体内に侵入したことが原因でコンピューターが狂ってしまい、おかしな言動をするようになってしまったドラえもん。
ジャイアンよりもひどい殺人的な歌をみんなに強制的に聴かせるという暴挙に出ます。
藤子F不二雄大全集ドラえもん1巻「ドラえもんの歌」P587:小学館
『体をあやつる機械』で一人ずつ体の自由を奪い、自身のコンサート会場に連行するドラえもん。
最後は未来からきたセワシくんのおかげでドラえもんを抑えることができ、元通りになったのでした。
相手を強制的に連行します
『体をあやつる機械』は体の自由を奪い、意思に関係なくラジコンのように操作できるようになります。
操られている本人は勝手に動いてしまう自分の体を止めることができず、無理やり何かをやらされてしまう恐怖感と戦わなければいけないのです。
壊れたドラえもんの恐怖
たった1匹の小さな虫の侵入で狂ってしまったドラえもんは、下手をすると誰かに危害を加えかねない状況に陥っていました。
藤子F不二雄大全集ドラえもん1巻「ドラえもんの歌」P585:小学館
蚊にさされるほど高級なドラえもんですから、わずかな異物でも異常が発生してしまうのでしょう。
いつもは優しいドラえもんがいきなり壊れてしまったのですから、身近にいるのび太でさえ恐怖心を感じたのではないでしょうか。
強大な力(ひみつ道具)を持った人が冷静な判断ができなくなるとこんな恐ろしいことが待っているという事例ですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます