虫のしらせアラーム

大切な人がピンチ!そんな時は『虫のしらせアラーム』が異変を教えてくれます。

命の恩人、ドラミちゃん

悪魔の手先メデューサから逃げるドラえもんとのび太。

なんと時空を越えてまで追ってくる執拗さに、2人はとうとう石にされてしまいます。

虫のしらせアラーム
ピンチの時の救世主

大長編のび太の魔界大冒険P168:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

もはやこれまで・・・と諦めかけた時、ドラミちゃんが『虫のしらせアラーム』に導かれて現代に登場し、石化を解除!

悪魔たちとの決戦に挑むのです。

異変を教えてくれます

『虫のしらせアラーム』は大切な人の身に異変が起きた時、パタパタ羽ばたいて教えてくれる効果があります。

何が起こっているかは行ってみるまでわからず、ドラミちゃんも心配になり急きょドラえもんのもとに駆けつけたのです。

もしこの時のドラミちゃんの行動がなければ、ドラえもんたちの旅もそこで終わりを告げていたことでしょう。

似たひみつ道具

ピンチの状況を伝えてくれるひみつ道具にはこんなものがあります。

よびつけブザー

ピンチの時にボタンを押すと、もう片方が鳴って知らせることができます。

胸さわぎのブローチ

異変を察知すると「あれ〜、ひえ〜」などとブローチが騒ぎ始めて教えてくれます(ドラビアンナイトで登場します)

ドラミちゃんは意外と薄情?

大魔境編ではドラえもんのピンチを救ったドラミちゃん。

ただ、ドラえもんは今回以外でも数々のシーンで命を落としそうな窮地に立たされることが数々あります。

恐竜ハンターにつかまったとき、海底鬼岩城でポセイドンを目の前に倒れてしまった時、鉄人兵団に追い詰められた時、ブリキン王国で電撃によりコンピューターが焼けた時、などなど、数えたらキリがありません。

この時、ドラミちゃんが持つ『虫のしらせアラーム』は必ず鳴っているはずなのですが、助けにくることはありませんでした。

ドラミちゃんは薄情者なのでしょうか?

いや、唯一の兄弟なのにそんなことあるはずがありません。

きっと『虫のしらせアラーム』は誤作動が多く、ドラミちゃんもうんざりしてしまっているのかもしれません。

それとも冷静に『タイムテレビ』でドラえもんの様子を観察し、まだ自分が登場するまでもないと判断している可能性もあります。

ドラミちゃんのドラえもんに対する気持ちは本物です。

部屋いっぱいの超巨大ドラやきをプレゼントするなど、兄想いで有名ですもんね(『のぞみ実現機』より)。

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