『こいこいマーク』を地面にはると、その上を通過する人の足取りを誘導することができます。
大量のお中元
スネ夫のパパは社長なので、お中元の季節になるとあちこちからお中元が送られてきて、配達員が大勢スネ夫の家に押しかけることになります。
お中元がもらえなくて悔しいのび太でしたが、ドラえもんが『こいこいマーク』を使ってスネ夫の家に届くはずのお中元を横取りしたのです。
藤子F不二雄大全集ドラえもん5巻「こいこいマークでお中元」P140:小学館
大勢の人に影響を与えてしまったドラえもんとのび太は逃げ回ることになりますが、ママが上手に『こいこいマーク』で2人を捕まえたのでした。
行き先を誘導します
『こいこいマーク』を地面に貼ってその上を人が通りかかると、矢印の方向に体が誘導されてしまいます。
目的地までマークを貼りまくることにより、足取りを完全にコントロールすることができます。
流れには逆らえない
『こいこいマーク』に誘導されている間、本人は方向を変えたくても逆らうことができません。
目に見えない力で体が進んでいくため、事情を理解できていない人はさぞ驚くことでしょう。
貼りすぎるな、危険
マークを貼りすぎると本来来てほしくない人も強制的に引き寄せてしまうかもしれません。
スネ夫の家に来たガスや水道の集金係は『こいこいマーク』のせいでのび太の家に来てしまいました。
特定の人にだけ効かせることができないため、むやみに使いすぎると大変なことになるでしょう。
誰にでもわかりやすいひみつ道具
『こいこいマーク』は直感的なひみつ道具といえるでしょう。
形を見ただけである程度どんな効果が予想ができますし、使用するのにも特別な知識は不要です。
万人に優しい道具といえますね。
このひみつ道具はこの巻で読めます