空で固めた雲が流れていかないよう位置を固定する『雲を固定するロープ』です。
ドラえもんたちの空の憩いの場所として使われてました。
空の王国、ここにあり
家の近所の騒音に悩まされるドラえもんとのび太。
空に浮かぶ雲を固め、施設を建築し、雲の王国を建設しました。
ドラえもん34巻「ひるねは天国で」P162:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
雲が風に流されないように固定するために『雲を固定するロープ』で地上の木と結び、楽しい時間を満喫しています。
ところがこの雲、固定されてしまうと地上がスッポリ影に覆われてしまい、日が差さなくなって大変困っているではありませんか!
ドラえもん34巻「ひるねは天国で」P158:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
住民が雲の王国に押しかけて幕を閉じました。
頑丈さはピカイチ
街一体を覆う大きさの雲をがっちり固定するだけの強度がある『雲を固定するロープ』は、かなり頑丈であることが推測されます。
そもそも雲の重さというのも不明ですが、風を受けて流れる雲を固定するとなれば並大抵のロープでは対応できないでしょう。
自動的に巻き付く機能あり(予想)
ドラえもんが雲の上から投げたロープは木に巻き付きました。
この時、ドラえもんものび太の雲の上にいて、他に誰かが下で木にくくりつけた様子はないため、『雲を固定するロープ』は自動的に対象物に巻き付く機能があるものと思われます。
雲から地上まではかなり距離があるため、それを想定して作られているのでしょうね。
雲の王国(大長編)では使われず
大長編『のび太と雲の王国』も雲を舞台にした物語ですが、『雲を固定するロープ』が登場することはありませんでした。
雲は固定されず、風の向くまま流されていましたね。
このひみつ道具はこの巻で読めます