肺を強くして空気をたくさん溜められるようになる『強力ハイポンプガス』を紹介します。
溺れること無く泳ぎの練習
珍しく自分から泳ぎの練習を始めたのび太。
『シネラマン』を飲んでお風呂で練習するのですが、肺活量を上げるために『強力ハイポンプガス』を使います。
ドラえもん45巻「強力ハイポンプガス」P27:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
時間をかけてだんだん泳げるようになったのび太ですが、長時間水に浸かっていたため風邪をひいてしまい、強力な肺活量のおかげでクシャミが凶器になってしまったのでした。
ドラえもん45巻「強力ハイポンプガス」P29:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
肺の力が1000倍に!
『強力ハイポンプガス』を吸い込むと肺の力が1,000倍に強化されてたっぷり空気を吸い込むことができます。
息継ぎする必要がないため、水の中でゆっくり手足を動かす練習をすればいつか泳げるようになるというドラえもんの指導方法です。
8時間〜16時間も水の中
例えば30秒間息を止められる人の場合、それが1,000倍になると30,000秒=500分=約8時間も呼吸しないままでいられます。
1分間息止めできる人はなんと16時間もそのままでいられる計算です。
これだけ水の中でずーっと練習していれば嫌でも泳げるようになりそうです。
普段の呼吸は気をつけよう
肺活量が1,000倍になるため吐き出す息の力もそれだけ強くなっていて、大声で叫んだり笑ったりすると目の前の人や物を吹き飛ばしてしまいます。
ドラえもん45巻「強力ハイポンプガス」P28:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
カラオケで声量が上がるかもしれませんが、マイクや機材を吹き飛ばしてしまう恐れもあるわけですね。
普段から怪音波を発射するジャイアンが『強力ハイポンプガス』で肺活量を強くしてしまうと、リサイタルを開催するたびに地球上の生命体に命の危機がおとずれてしまうかもしれません。