雲の王国が外からバレるのが怖い?そんな時は『マジックドーム』で隠してしまいましょう。
雲の王国を隠せ
建設中の雲の王国が次第に天国のように完成していきます。
近くを通りかかったヘリコプターに王国の存在がバレないよう、ドラえもんは『マジックドーム』を使って覆い隠してしまいます。
大長編のび太と雲の王国P29:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
外からばれる事はなくなりましたが、これが後々自分たちの首を絞めることにつながっていくのです。
煙で覆い隠します
『マジックドーム』は対象物を薄い煙で隠し、外から見てもただの雲にしか見えないようカモフラージュするためのひみつ道具です。
飛行機やヘリコプターが王国を見つけられないようにする目隠しの役割となり、のび太の雲の王国の秘密を外に漏らさないようにします。
内側から外は見える
煙で覆われても、雲の王国内部から外は今まで通り透き通って見えます。
そのため美しい景観が損われる事はなく、外部の目から守ってくれる役割を果たします。
外からは見分けがつかない
煙で覆われた雲の王国は、外から見ると周りの雲と同化し、見分けることができません。
これが仇となり、故障したドラえもんを連れたのび太は自分の雲の王国の位置がわからなくなってしまい、途方に暮れるシーンがこの後で登場します。
大長編のび太と雲の王国P146:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
自分たちにだけわかる目印のようなものが設置できれば良いのですが、残念ながらそのような機能は備わっていません。
見えなければいいというものではない
いくら煙で隠したとは言え、偶然雲の王国に迷い込んでしまえば当然ばれてしまいます。
雲の中を突っ切る飛行コースをとってしまう場合、どうしても隠し切ることができません。
絶対に雲の王国の存在はバレたくないのであれば、定期的に位置を変えて対応するしかないでしょう。
このひみつ道具はこの巻で読めます