相手の体のうごきを完全にまねすることができる『まねラジコン』です。
例え寝ながらでも体が勝手に動くので、上手に使えば便利な道具です。
のび太のアイディア勝利
野球の特訓と称して毎日町内をマラソン10周させられるのび太。
でも大丈夫、『まねラジコン』を使うとジャイアンと全く同じ動きを無意識でできるため、寝ながらでもマラソンを走ることができるのです。
ドラえもん21巻「まねコン」P149:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
のび太は頭を働かせてしずかちゃんにも『まねラジコン』を取り付け、自動的に宿題を済ませる仕組みを考案。
一時的にはうまくいったので、今後も改良を重ねるとより精度の高いものになることでしょう。
最後は『まねラジコン』が壊れてしまいましたが、使う場所と用途を考えるとかなり便利なひみつ道具といえそうです。
ずぼらな人にぴったり
自分で体を動かす必要がないので、面倒くさがりでずぼらな人には『まねラジコン』はとても役立つでしょう。
他人と全く同じ体の動きをするため、それこそマラソンだったり体操だったりダンスだったり、使いみちもたくさんありますね。
動きに逆らうことはできない
注意しなければいけないのは、子機は親機に逆らって動くことはできないということ。
ドラえもん21巻「まねコン」P156:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
お手本と違う動きをすると親機側の行動が優先されるのです。
誰かの動きをマネするときは十分に注意したいですね。
壊れやすいので注意
『まねラジコン』は壊れやすい欠点があります。
壊れるとスイッチが切れなくなり、半永久的に相手の動きをまねし続けることになるのです。
もちろん取り付けたラジコンごと取り外せば動きは止まるのですが、のび太のように混乱した状態ではそのことに気づかなくなる恐れがあります。
あまりハードな動きをしてラジコンに衝撃を与えないようにする必要がありますね。