家をくるくる回して遊ぶことができる『メリーゴーラウンドゴマ』の紹介です。
使いすぎると家の中にいる人がめまいを起こしてしまうので注意!
時間をつぶす大変さ
短いお正月の時間を満喫するために『三倍時間ペタンコ』を使ったのび太。
人よりも3倍長く時間を使えるようになりましたが、逆に時間を持て余すようになってしまったのです。
色々な遊びをしてもどうしても途中で飽きてしまうのび太にドラえもんは『メリーゴーラウンドゴマ』を出します。
これをつけた家はメリーゴーラウンドのようにくるくる回るので、移りゆく景色を楽しむことができるというわけですね。
ドラえもん23巻「長い長いお正月」P166:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
最初こそ楽しんでいたのび太ですが「単純な遊びはすぐあきる」とバッサリ切り捨て、次の遊びに目移りするのでした。
一瞬の退屈しのぎにピッタリ
家が回転して景色が変わると新鮮な気持ちで過ごすことができますね。
いつもの窓から見える風景が違うだけでも新居に引っ越したような感覚になるでしょう。
とはいえいつまでもずっと回転を楽しむわけにもいかず、楽しめる時間はせいぜい1時間がいいところでしょうか。
めまいに注意
回転する家の中ではめまいを起こす人がいてもおかしくありません。
ドラえもん23巻「長い長いお正月」P166:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
『メリーゴーラウンドゴマ』を使う前には住人に対して事前の了解を取っておくことが重要です。
回っているという錯覚?
『メリーゴーラウンドゴマ』を使って家が本当に回転すると塀にぶつかったり目撃者に通報されたりして大変かもしれません。
これは想像ですが、家の中の人は回転しているという錯覚に陥っているだけで実際に家そのものが回転しているわけではないのかもしれません。
家が動いたらこんな景色になるだろうと『メリーゴーラウンドゴマ』が計算して回転しているかのような錯覚を引き起こす、そのため外部から見ても家はピクリともせず、塀にぶつかる心配もないし誰かに通報される心配もないわけです。
未来のひみつ道具ですので幻覚を見させるぐらいわけないのでしょう。